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賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット

「賭ケグルイ絶体絶命ロシアンルーレット」指名ロシアンルーレットのルールにたぎってしまう!ネタバレありの感想で評価

賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット

 

2度の延期からようやく公開となる「賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット」。

なんだかすごく待たされた気分なのは自分だけでしょうかw

まあ、それだけ楽しみにしていたんですよね。

最初は浜辺美波さんと森川葵さん目当てで見始めた「賭ケグルイ」ですが、いつの間にか物語の面白さにハマってしまって今に至ります。

僕は原作は読んでいないので、純粋に映画(ドラマも)だけを楽しめているのも大きいかもしれません。

すっかりシリーズのファンになってしまいました。

英勉監督の作品は結構観ていて、「あさひなぐ」や「映像研には手を出すな」とかすごく好きなんですけど、監督の作品は女の子を撮るのが上手いっていつも思います。

登場する女性キャラがすごく可愛いんですよね。

出演している女優さんの方々、もれなく好きになりますw

アイドル映画として最高なんですけど、作品自体もすごく面白いんですよね。

物語に自然と引き込まれてしまいます。

今作「賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット」も、予告を観た時点で期待値上がりまくりでした。

今か今かと待ち望んでいた最新作ということで、もう何もいうことはありませんw

早速鑑賞してまいりました。

よろしければお付き合いくださいませ。

賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレットを観た感想

ヤバい、面白すぎる!

シリーズ最高潮のギャンブルバトルに感情が揺さぶられた。

いつまでもこの世界を観ていたい感じていたいと思わせてくれる素晴らしい作品。

以下、ネタバレがあります。

ここに注目!
  • シリーズ好きにはたまらないお馴染みのキャラクター達
  • 指名制にすることでロシアンルーレットの緊張感をさらに増す展開に
  • 夢子と会長の共闘的状況に胸熱間違いなし

指名ロシアンルーレットのルールが緊張感や極限状態の人間模様を見せてくれる

賭ケグルイの見どころのひとつとして、ギャンブルバトルの面白さが挙げられます。

今作「絶体絶命ロシアンルーレット」では、その名の通りロシアンルーレットが目玉になっています。

ただ普通と違うのは、指名制だということ。

指名ロシアンルーレット ルール
  • 2人ひと組(プレイヤーと人質)になって、それぞれの名前が書かれたカードを引いて、銃を撃つ方と撃たれる方を指名していくゲームです。
  • 名前以外にも、プレイヤーと人質カードがあって、そのカードを選んだ場合は、それぞれ全員が撃つ方と撃たれる方になります。
  • 銃の弾は最初は1発入っているが、弾丸カード(プラス1・プラス2)があって、弾の数を増やすことができる。
    弾を増やすと1発につき、1億獲得。
  • あと1枚、BANGカードがあって、これを引いたら手持ちのカードを即公開。
    次のプレイヤーが最後のカードを出して、指名された人がロシアンルーレットを行います。
  • もし弾が出なかったら、1発につき1億と、生還ボーナスとしてさらに5億獲得できるルールです。
  • 5ラウンドを行い、最終的に獲得金額が多かった者が勝利。
  • またはプレイヤーが降参したり、死亡した場合は、残った者が勝利となります。

このルールによって、誰が誰を撃つのかに焦点が集まり、そこにいくまでの各キャラクターの葛藤や人間性や関係などがすごく見えてきて、心が揺さぶられる内容になっているんですね。

鈴井夢子を撃つシーンでは、ひよってしまう鈴井に対し、「逃げ続けるんですか」とこれまでの鈴井の姿勢を諭す夢子と、彼女を信じて引き金を引く鈴井の成長が見て取れるやりとりに、思わず胸が熱くなってしまい涙してしまいました。

他にも会長に忠誠を誓う書記の清華の想いや、逆に会長と戦える悦びに歓喜するの真逆な姿勢も面白かったですし、会長が自分で自分を撃つ展開での絶対的存在感と風格に寒気を感じるほどだったり。

そしてラストの夢子真玄を、煽って煽って煽りまくるところでは、これぞ賭け狂いと言わんばかりの狂気の夢子の姿に、たぎってしまいましたw

シンプルなゲームにひとつアレンジを加えるだけで、こんなにも見応えがあるギャンブルになってしまうなんて思いもしなかったです。

それぞれに見せ場がある、素晴らしいバトルシーンでした。

お馴染みのキャスト陣による抜群なチームワーク感が心地良い

ドラマSeason1が始まって4年がたち、すっかり人気のシリーズとなった賭ケグルイ。

主演の浜辺美波さんは、今や国民的な女優と言えるまでに成長されていますし、周りの役者さん達も各方面から引っ張りだこの大活躍。

そんな状況の中での再集結に、まず喜びを隠せません。

英勉監督が「このメンバーで、シリーズを10年続ける」と公言していたことは本気だったんだwと改めて感じさせてくれました。

実際に画面に登場するキャラクター達を観て、「あ〜、またみんなに会える」と嬉しく思ったファンはたくさんいたことでしょう。

夢子の賭け狂いやお茶目な一面、鈴井君のモブキャラ感、芽亜里の女王さまっぷり、個性的すぎる生徒会の面々など、お馴染みな雰囲気が観ていて心地良いんですよね。

2度の公開延期になったことで、余計にそう感じました。

先日、公開より一足先にAmazon prime Videoで配信された賭ケグルイ双のキャラもちらっと出てくるあたりも、映画と連動している感じがして良かったです。

さらに今回は映画オリジナルの視鬼神真玄という最凶キャラが登場し、夢子はおろか生徒会長までもを追い詰めることになります。

いやー、この視鬼神真玄が凄くいい!

全方位に向ける狂気と、対戦相手を極限まで追い詰める戦い方とか、見ていて不快感マックスでしたし、わかりやすい悪役ぶりがまさに最凶を表していました。

さらにこの視鬼神真玄に便乗して、会長を裏切る西洞院百合子夢見弖ユメミも個人的に好きなキャラだったので、出番が多くてありがたかったですw

そして何気に物語に欠かせない存在感を放っていた、討島という見た目がすべてなキャラを中川大志さんが演じていたのにビックリしました。

中川大志さんといえば、ドラマSeason1のラスボスとして夢子に立ちはだかる豆生田 楓を演じていましたが、なんと違う役で登場するという、おかえりなさい的な起用にも監督の愛を感じます。

ひとつの作品を、同じメンバーで長い時間をかけて作り続けることができるのって、本当に貴重なことだと思うんです。

スタッフもキャストも、その時その時で置かれている状況も違うはずですし、普通に考えて難しい。

いろいろな事情が、うまく重なり合って、今こうして新作を観ることができる幸せを、観ていて噛みしめていました。

数あるシリーズ作品すべてに感謝の気持ちを込めて楽しませていただいております!

夢子と綺羅莉が共通の敵と戦うジャンプ的展開に爆上げ

指名ロシアンルーレットでもうひとつ心躍ったのが、夢子会長が共闘したという事実。

本来なら、夢子会長とギャンブルがしたくてたまらない賭け狂い。

会長の方は何を考えているのか分かりませんが、生徒会としては夢子の存在はジャマでしかない。

そんな敵対関係にあるふたりが、視鬼神真玄という共通の敵を前にして、形としては3すくみのバトルですが、完全に共闘してるよねという状況になりました。

このいかにもジャンプ的な展開にワクワクが止まらないのは僕だけではなかったはずですw

ドラゴンボールラディッツと戦うために悟空ピッコロが組んだ的な。

カグヤをを倒すためにナルトサスケが組む的な。

もっと言えば、山王に勝つために桜木流川が初めて連携プレーで得点を取ってからのパアーーン!!とかw

お互い賭け狂いとしてのライバルのような存在であるふたりが息のあったバトルを見せてくれる展開に胸が熱くなりました。

会長の「楽しませてくれるわね?」のひと言に、「もちろんです」と会長の望んだ通りの展開に持っていく夢子の、息の合ったコンビネーションに、思わずニヤリとなりましたね。

ぜひともふたりの対決が見てみたいです。

賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレットを評価!

いやー、面白いな。

指名ロシアンルーレットにまじでたぎってしまいました。

シリーズを重ねるごとに思い入れが深まる作品。

はまはま的評価    ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️      9/10
(シリーズファンフィルター込みw)

終わりに・・・

2度の延期から待ちに待った「賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット」ですが、シリーズ集大成と言っていい、素晴らしい出来だったのではないでしょうか。

こんなに見どころ満載で盛り上がるバトルを、オリジナルストーリーで描けたことに、ひとつの完成形となった気がします。

物語のラストでは桃喰一族のシルエットが出てきて夢子と対峙するシーンに、もちろん続編を期待をしてしまいますよね。

これはものすごく難しいことかもしれないけど、でもやっぱりこの作品をこのチームでまた観たいと思ってしまいます。

いつか再開できる日を信じて。

楽しみにしておきましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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    はまはま
    初めまして。 はまはまと申します。 好きな映画やスポーツやエンタメなどについて書くブログを始めました。 語彙力がないヘタクソな文章ではありますが、いろいろと書いていこうと思います。 よろしくお願いします。