カタールワールドカップ・アジア最終予選、前回のサウジアラビア戦で柴崎岳のパスミスからの失点で敗北をしてしまった日本代表。
次の対戦相手は強豪オーストラリアです。
すでに2敗を喫してしまった日本に負けは許されない状況で、批判の的になってしまった柴崎岳のスタメン出場はあるのかに注目が集まっています。
現在の柴崎選手のメンタルは大丈夫なのか。
大一番を控える日本代表の戦いを実況速報していきたいと思います。
よろしければお付き合いくださいませ。
日本VSベトナム戦の結果はこちら
日本VSオマーン戦の結果はこちら
柴崎岳はメンタルが弱い?
柴崎岳選手はメンタルが弱いと噂されています。
その理由は柴崎選手が初めて海外移籍したスペイン2部リーグのCDテネリフェに加入した時のことです。
初めての海外生活の中で慣れない気候や食事などから体重が6kgも落ちてしまったと伝えられ、クラブの公式サイトにて「不安障害の可能性が高いため、心理療法士の治療が必要と判断しました」と発表されたことがありました。
回復までには約2ヶ月間の時間を要して、ようやく練習に合流できるようになりましたが、相当苦労したことは事実です。
この一件があったことから、柴崎選手には常にメンタルの弱さが指摘されることになったようですね。
ゲームメイカーとしてチームの司令塔的な役割を担う柴崎選手ですが、前回のサウジアラビア戦では細かいミスが目立つプレーが多く見受けられました。
そんな中での不用意なバックパスで、相手の選手にボールを奪われてそのままゴールされてしまったわけです。
この決定的なミスにネットでは多くの非難が浴びせられました。
日本の敗戦の原因はそれだけではないですが、目に見えてのミスがあった柴崎選手に集中してしまいました。
大一番となるオーストラリア戦でのスタメン出場はあるのでしょうか。
森保監督の発表に注目が集まります。
オーストラリア戦の日本代表スタメン
オーストラリア戦のスタメンが発表されました。
ポジション | 名前 | 所属 | 生年月日 | 身長/体重 |
GK | 12 権田 修一 | 清水エスパルス | 1989.3.3 | 187/84 |
DF | 5 長友 佑都 | FC東京 | 1986.9.12 | 170/68 |
DF | 16 富安 健洋 | アーセナル(イングランド) | 1998.11.5 | 187/84 |
DF | 19 酒井 宏樹 | 浦和レッズ | 1990.4.12 | 185/78 |
DF | 22 吉田 麻也 | サンプドリア(イタリア) | 1988.8.24 | 189/87 |
MF | 6 遠藤 航 | VfBシュツットガルド(ドイツ) | 1993.2.9 | 178/76 |
MF | 10 南野 拓実 | リヴァプール(イングランド) | 1995.1.16 | 174/68 |
MF | 13 守田 英正 | CDサンタクララ(ポルトガル) | 1995.5.10 | 177/74 |
MF | 14 伊東 純也 | KRCヘンク(ベルギー) | 1993.3.9 | 176/66 |
MF | 17 田中 碧 | フォルトゥナ デュッセルドルフ(ドイツ) | 1998.9.10 | 177/69 |
FW | 15 大迫 勇也 | ヴィッセル神戸 | 1990.5.18 | 182/71 |
ベンチ入り選手
GK | 1 川島 永嗣 | ストラスブール(フランス) | 1983.3.20 | 185/82 |
GK | 23 谷 昴生 | 湘南ベルマーレ | 2000.11.22 | 190/84 |
DF | 2 植田 直通 | ニーム オリンピック(フランス) | 1994.10.24 | 186/77 |
DF | 3 室屋 成 | ハノーファー96(ドイツ) | 1994.4.5 | 176/69 |
DF | 4 板倉 淏 | シャルケ04(ドイツ) | 1997.1.27 | 186/75 |
DF | 20 中山 雄太 | PECズヴォレ(オランダ) | 1997.2.16 | 181/76 |
MF | 7 柴崎 岳 | レガネス(スペイン) | 1992.5.28 | 175/64 |
MF | 8 原口 元気 | 1.FCウニオン ベルリン(ドイツ) | 1991.5.9 | 177/68 |
MF | 9 鎌田 大地 | アイントラハト フランクフルト(ドイツ) | 1996.8.5 | 180/72 |
MF | 18 浅野 拓磨 | VfLボーフム(ドイツ) | 1994.11.10 | 173/71 |
FW | 11 古橋 亨悟 | セルティック(スコットランド) | 1995.1.20 | 170/63 |
FW | 21 オナイウ 阿道 | トゥールーズ(フランス) | 1995.11.8 | 180/75 |
柴崎選手はベンチスタートのようですね。
先発出場の田中碧選手、守田英正選手、中国戦以来の伊東純也選手に期待が集まります。
フォーメーションは4-3-3で中盤に厚みを持たせた感じでしょうか。
日本VSオーストラリアの試合結果
埼玉スタジアム2002
🇯🇵日本 | 1 前半 0 1 後半 1 2 – 1 後半終了 | 🇦🇺オーストラリア |
得点:田中 碧 | 前半8分 1 – 0 | |
後半25分 | 得点:アイディン・フルスティッチ | |
得点:オウンゴール | 後半41分 | |
チームスタッツ | ||
46% | ボール支配率 | 54% |
12 | シュート | 9 |
6 | 枠内シュート | 4 |
436(77%) | パス(成功率) | 502(81%) |
1 | オフサイド | 0 |
7 | フリーキック | 12 |
3 | コーナーキック | 3 |
0 | ペナルティキック | 0 |
🟨 1 🟥 0 | 警告・退場 | 🟨 2 🟥 0 |
日本 | オーストラリア |
試合内容速報
前半戦
前半3分、大迫からのポストプレイから伊東がサイドから抜け出しクロスを上げるが伝わらず。
前半5分、田中のコーナーキックから遠藤のヘディングは惜しくも外れる。
前半8分、南野のクロスからフリーの田中へ。先制ゴール!
前半12分、オーストラリア、スローインからのセットプレーで攻め込まれる。
コーナーキックからのシュートは権田がパンチング。
両者、中盤のボールの奪い合い、田中の相手へのプレッシャーが光る。
前半20分、日本のプレスが効いてオーストラリアに攻め込ませない。
前半24分、長友のクロスはキーパーに取られる。
前半27分、富安のロングボールが伊東に渡るがオフサイドの判定
長友、南野からのクロスを大迫が狙うが不発。
前半29分、南野のショートコーナーは相手ディフェンスに阻まれる。
早いタッチで次々に攻め込む日本、オーストラリアの守備をなかなか崩せない。
前半34分、ボールを奪った大迫が自ら敵陣へ走りシュートを放つが枠外。
前半37分、長友と南野のワンツーからのクロスに大迫が合わせるが、惜しくも合わず。
前半39分、大迫のボールキープに大きな拍手。
前半40分、オーストラリアのシュートは権田がかすかに触りポストに当たる。さらに追撃のシュートが来るが遠藤がカットする。
前半41分、田中のコーナーキックは届かないが、再度田中がボールをキープし攻める。
前半45分、遠藤の縦パスを南野が折り返し再び遠藤に。パスを受けた田中が反転してシュートに持ち込もうとするが失敗。
前半47分、前半終了。1-0で日本が折り返す。
遠藤を起点に田中、守田の中盤がうまく機能している印象。
伊東、大迫の追撃、長友、南野の連携もスムーズに行われていて、この流れを後半でも持続させたい。
後半戦
両チーム交代はなし。
後半1分、南野のクロスからの攻めはオーストラリアに阻まれる。
後半4分、オーストラリアのフリーキックは長友がクリア。
後半6分、南野のクロスに大迫が走り込むが届かず。
後半9分、田中のフリーキックに酒井が合わせるも枠外。
後半10分、伊東のクロスからの攻撃はオーストラリアに阻止される。南野がペナルティエリアで倒されるがホイッスルはなし。
後半13分、オーストラリアのシュートは枠外。
後半15分、大迫に代わり古橋投入、オーストラリアはダガートに代わりデューク投入、ムーイに代わりメイビル投入。大迫は足を痛めた様子。
後半18分、べビッチのファウルで得た日本のフリーキックはキーパーに取られる。べビッチはイエローカード。
後半20分、守田のファウルでオーストラリアのペナルティキック。VAR判定で僅かにペナルティエリア外とみなされフリーキックに変更。森田はイエローカード。
後半25分、フルスティッチのフリーキックが鮮やかにゴールネットを揺らす。オーストラリアの得点。
後半26分、日本は前線をあげて総攻撃の様子。森田のシュートは大きく枠外に外れる。
後半29分、南野のクロスは合わず。
後半30分、日本の立て続けにシュートを放つも決めることができない。南野に代わって浅野を投入。
後半33分、日本が攻め込まれる場面が増えてくる。遠藤の縦パスから古橋のシュートのこぼれ球を浅野が狙うがライアンのセーブに阻まれる。
後半35分、オーストラリアロギッチに代わりジェゴを投入。
後半38分、守田、長友に代わって、柴崎、中山がIN。
後半41分、ロングボールを受け取った浅野のシュートが相手DFに当たりゴール!
後半44分、カラチッチOUT、グラントIN、ボイルOUT、イコノミディスIN。
アディショナルタイムは4分。
後半47分、ソウターにイエローカード。
後半48分、オーストラリアのクロスボールは権田がセーブ。
試合終了、2-1で日本の勝利。オーストラリアの無敗記録を止める。
まとめ
日本VSオーストラリアの戦いが終わりました。
結果は2-1で日本の勝利に終わりました。
今までの戦いが嘘のような、熱量のこもった熱い日本代表がそこにいました。
遠藤選手を起点に、田中選手、守田選手の組み合わせがうまくハマっていて中盤がうまく機能していました。
伊東選手、大迫選手の攻めの姿勢や、南野選手のアシスト、長友選手との連携もスムーズでいい流れになっていたのではないでしょうか。
途中交代した古橋選手や浅野選手も交代後の流れを変えるいい采配でしたし、終盤の柴崎選手と中山選手もオーストラリアの猛攻をよく防いでいました。
ホントに全員で勝ち取った勝ち点3だったし、チームが一丸となったことからも3点以上の価値があったと思います。
ようやくなんとか五分五分に戻したという感じですが、このままの勢いを維持していけば、巻き返すことは十分に可能ですね。
まだまだ予選が続きますので、引き続き日本代表の応援をしていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
日本VSベトナム戦の結果はこちら
日本VSオマーン戦の結果はこちら