映画「MOTHER マザーでクセのある毒親を見事に演じた今作で第44回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を獲得し、役者として新たな一歩を踏み出した長澤まさみさん。
この記事では、彼女にとって大きな転機となった映画「MOTHER マザー」のキャスト情報を一覧で紹介しています。
ひとクセもふたクセもあるキャラクターと、社会に訴えかけるメッセージ性など、シリアスな作品でありつつ、実話をもとにしていることからも、役者さんが演じる人物像にも注目です。
よろしければご覧になってください。
MOTHER マザーのキャスト一覧
長澤まさみ
周平を1人で育てるシングルマザー。
定職につかず、オトコに依存する体質。
散歩する侵略者(2017) 加瀬鳴海 役
嘘を愛する女(2018) 川原由加利 役
50回目のファーストキス(2018) –藤島瑠衣 役
マスカレード・ホテル(2019) 山岸尚美 役
常に第一線で数々の役を演じてきた彼女ですが、今回のようなクセの強いぶっとんだ役は初めてではないでしょうか。
最近はコメディ系の役も多くなってきたりと演技の幅も広がっているようですが、こういったシリアスなそれでいて難しい役どころは珍しいのではないでしょうか。
息子の幼少期から少年期までの間を演じるので、老け込んでいく母の彼女が見れるのもなかなかないと思います。
彼女はこの作品で第44回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を初めて受賞しました。
王道清純派だった若い頃から、本格派女優としてのキャリアを重ねています。
それにしても長澤まさみもお母さん役をやるようになったんですねw
日本を代表する役者へと成長した彼女の今後の作品では「マスカレード・ナイト」や「シン・ウルトラマン」などが控えています。
奥平大兼
秋子の息子。
母親の歪んだ愛情を受け、彼女の理不尽な要求にも従順に従う。
本来は心優しい真面目な性格。
今作がスクリーンデビューとなる新人俳優さんです。
オーディションでの大抜擢ということでこの作品がお芝居初挑戦とのこと。
ポスターのビジュアルを見た限りでは非常に存在感がある雰囲気が出てると思いますが、果たしてどんなお芝居を見せてくれるのでしょうか。
阿部サダヲ
元ホストで秋子の内縁の夫。
どうしようもないろくでなしで、たびたび秋子に暴力を振るう。
秋子が妊娠したことを知ると、放棄して彼女の元を去る。
殿、利息でござる!(2016) 主演・穀田屋十三郎 役
彼女がその名を知らない鳥たち(2017) 主演・佐野陣治 役
音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!(2018) 主演・シン 役
実は僕、この方あまり好きではないんですw
正確にはこの人の演じるダメ男が嫌いというか。
「彼女がその名を知らない鳥たち」で見せたダメ男っぷりに本気で嫌悪感を抱いてしまったり、それだけお芝居が上手ってことなんでしょうけど、なんか苦手なんです。
今作も胸クソ悪くなる役なんだろうなあと勝手に思い込んでいますね。
あ、「殿、利息でござる!」はすごく好きでしたw
夏帆
周平を気にかける自動相談所の職員。
勉強したいという周平の気持ちに応え、本を用意するなど手助けをする。
友罪(2018) ヒロイン・藤沢美代子 役
きばいやんせ!私(2019) 主演・児島貴子 役
ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019) 主演・砂田夕佳 役
Red(2020) 主演・村主塔子 役
夏帆さん大好きですね!
「天然コケッコー」からのファンです。
もっと言うと、三井のリハウスのCMで観た時からファンですw
あの美少女感や清潔感はなんなんでしょう、反則です。
「ピンクとグレー」の時に見せた妖艶な感じにはビックリしたものです。
もう30歳ということにも驚きです。
今作では周平に手を差し伸べる児童相談所の職員ということで、どうにか彼を救って欲しいと期待です。
皆川猿時
市役所の職員。
秋子に気があり、彼女にうまく使われている。
Fukushima 50(2020) 樋口伸行 役
弱虫ペダル(2020) 寒咲幸司 役
「土竜の唄 香港狂騒曲」や「TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ」で見て、インパクトの強いビジュアルに目で追ってしまった印象がありました。
仲野太賀
秋子らが身を寄せるラブホテルの従業員。
ポンチョに夜明けの風はらませて(2017) 主演・又八 役
母さんがどんなに僕を嫌いでも(2018) 主演・タイジ 役
タロウのバカ(2019) スギオ 役
中野英雄さんの息子さんということを、まったく知りませんでした。
数多くの作品にひっぱりだこのイメージがあります。
メインも脇もやれる芸達者な役者さんですよね。
「南瓜とマヨネーズ」のヒモ男っぷりは良かったなあ。
「今日から俺は」の今井役が面白すぎてw
大好きな役者さんです。
土村 芳
秋子の妹。
何度もお金をせびられている秋子に愛想を尽かしている。
去年の冬、きみと別れ(2018) 吉岡亜希子 役
空母いぶき(2019) 吉岡真奈 役
最近色々な作品でよく観るなあという印象ですね。
木野 花
秋子の母親。
今まで何かと秋子を気にかけてきたが、諦めて勘当状態となる。
愛しのアイリーン(2018) 宍戸ツル 役
母さんがどんなに僕を嫌いでも(2018) ばあちゃん 役
名脇役って感じの御歳73歳のでえベテランですね。
「愛しのアイリーン」で見せた狂気じみた息子への愛はすごかったです。
今作はダメな娘の母親ということでまた違った母を演じています。
まとめ
映画「MOTHER マザー」のキャスト情報について紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
派手な演出などはなく、淡々と進む実話ベースのストーリーなので、登場するキャラクターもリアルな感じが出ていたかと思います。
社会へのメッセージも含まれている内容なので、ぜひご覧になってください。
鑑賞前の助けになれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。