先日放送された「世にも奇妙な物語2021秋の特別編」内のエピソード「ふっかつのじゅもん」の結末が衝撃的と話題になっています。
ドラクエ3の冒険の書が消えてしまったことにより、主人公の賢一とその妻の美紀の記憶も消えてしまうという、なかなかのバッドエンドでした。
そして昔からのドラクエファンの間では、この冒険の書が消えた時に流れる音楽がとても怖いと言われています。
いったい何がそんなに怖いのか。
この記事では冒険の書が消えた音について調べてみようと思います。
よろしければお付き合いくださいませ。
世にも奇妙な物語2021秋の特別編「ふっかつのじゅもん」のネタバレはこちら
冒険の書が消える音が怖い!
どうでしょう、ものすごく不快な音じゃありませんか?
黒い画面に白字でシンプルな冷たいメッセージ。
恐怖でしかありませんw
冒険の書とは?
そもそも冒険の書とはいったいなんなのかと言うと、簡単にいえばプレイした内容をセーブしたデータをゲーム内で冒険の書と言っているんですね。
このセーブ機能はドラクエ3から備わった機能で、それまでのドラクエ1・2では「ふっかつのじゅもん」と言って中断したゲームを再開するためのパスワードを入力してゲームを途中から始めていました。
このふっかつのじゅもんを入れる作業が面倒くさくて、文字を間違えて記録してしまいゲームを再開できなくなってしまうことがよく起きていました。
ふっかつのじゅもんについて詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
そんな中での待望のセーブ機能ということで、ドラクエファンは歓喜したんですね。
ところがこのセーブ機能がものすごく貧弱なんですw
ソフトにちょっと衝撃が加わったり、埃がついてうまくゲームをスタートできなかっただけで、セーブしたデータが消えてしまうという現象が多くみられました。
その時に冒頭のあの画面で、あの嫌な音が流れて「冒険の書が消えてしまいました」とくるものだから、当時の子どもたちは、それはもうトラウマになるくらいのショックを受けていたわけですw
データが消える+暗い画面に怖い音がものすごい恐怖を生んだんですね。
冒険の書が消える音は元々は違う音だった
冒険の書が消えた時の音ですが、実はもともと違う場面で使われていた音でした。
それはキャラクターが呪いのかかった武器を装備すると流れる音だったのです。
ゲーム内では呪いがかかると、戦闘中の行動に制限がかかってしまったりするので呪いを解かなくてはいけないのですが、それには教会に行ってお金を払って解いてもらうので、結構面倒くさいんですね。
なので呪いがかかった時は嫌な出来事として、あの音が流れていたわけです。
その呪いの音があまりにも嫌な音だったので、冒険の書が消えるときにも使ったのが定番化していったんですね。
むしろこちらの方が有名になってしまったわけですw
冒険の書がきえたひとたちの声
もれなく皆さんトラウマですw
日本中が泣いたは大袈裟ではありません。
それだけ大ヒットした社会現象にもなったゲームソフトでした。
まとめ
冒険の書が消える音について紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
当時のトラウマが蘇ってくる不快な音でしたね。
世にも奇妙な物語2021秋の特別編の「ふっかつのじゅもん」のラストでこれを持ってくるなんて、それはもう衝撃的な結末になってしまうのも仕方ありませんw
ドラクエファンが大盛り上がりだった理由がわかっていただけたかと思います。
もう2度と聞きたくありませんw
最後まで読んでいただきありがとうございました。