11月6日に放送された「世にも奇妙な物語’21秋の特別編」にて、桐谷健太さんの物語で出てきたふっかつのじゅもんというワード。
一体何のことなんだろうと疑問に思った方も多いかと思います。
そこでこの記事では、ふっかつのじゅもんとはいったい何なのか?ということについて紹介していきます。
よろしければお付き合いくださいませ。
ふっかつのじゅもんってなに?
ふっかつのじゅもんとはなんなのかについての答えはズバリ、中断したゲームを再開するためのパスワードの作中の呼び名のことです。
1986年に発売されたファミコンゲーム「ドラゴンクエスト」で使用されるもので、当時のゲームには自分のプレイした内容をセーブする機能がありませんでした。
ドラゴンクエストのような長い時間を要するロールプレイングゲームでは致命的なのですが、代わりに使用されていたのがパスワード機能なんですね。
それまでのプレイの内容をパスワードとして記録することで、結果的にセーブしているのと同じような状態になっているということです。
ゲーム本体にセーブをするわけではないので、自分の本体でなくてもパスワードを入れることによってその地点から始めることができるメリットがあります。
このパスワードはゲーム内で教えてくれます。
逆にデメリットはパスワードを間違って覚えてしまうと再開することができなくなってしまう点です。
このふっかつのじゅもんの間違いが、ゲームをしている子どもたちの間で頻繁に起こり、2度と再開できないままになってしまうということがすごくあったんですね。
このふっかつのじゅもんはドラクエ1と2に搭載されていた機能で、その後の3からは「冒険の書」という待望のセーブ機能がつくことになりました。
冒険の書についてはこちらで詳しく説明しています。
ドラクエ2のふっかつのじゅもんは長い
ドラクエ2持ってる方へ…
— ひろぽん(SOL茨城支部) (@hiropon1015) November 6, 2021
誰かこの復活の呪文入力してみてください…#世にも奇妙な物語 pic.twitter.com/iihWiOncm6
ご覧の通りなんですが、ドラクエ2のふっかつのじゅもんって長いんですよねw
1の時は20文字だったんですけど、2では52文字になっています。
この長さを毎回紙に書いて記録しなくてはならないので、子どもの作業としては相当な手間がかかりました。
そのうえ、記録間違いによってゲームを再開できないという地獄のような展開が全国の子どもたちを悩ませていたわけなんです。
逆にこのパスワード機能を使って、制作側の作った強い状態でできるふっかつのじゅもんが出回ったりもして、チート状態でゲームを始めることができたりもしました。
ドラゴンクエストは社会現象になったゲームなので、当時にプレイしていた世代のひとには、あるあるな出来事として笑い話にされていました。
そういう私もドラクエ世代ですw
懐かしいですね。
放送されたふっかつのじゅもんが実際に使える?
続いては桐谷健太さん主演の「ふっかつのじゅもん」中岡賢一(桐谷健太)が実家を整理していると息子の祐樹がファミコンと『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』のソフトを発見。
— 世にも奇妙な物語 ご視聴ありがとうございました‼️✨ (@yonimo1990) November 6, 2021
興味本位でプレイを始めた祐樹だったが突然見知らぬ少年が現れて…#世にも奇妙な物語#桐谷健太#野波麻帆 pic.twitter.com/0Ksdh3KkrW
物語で出てきたふっかつのじゅもんですが、なんと実際のドラクエ2で使えるとTwitterで話題になっています。
世にも奇妙な物語「ふっかつのじゅもん」の話に出てきたパスワード 実際に使えるぞ!#世にも奇妙な物語 pic.twitter.com/Uha4S34KVm
— 猫響と黒猫のナーゴ (@Neko_Hibiki) November 6, 2021
すごいですね!
ちゃんと物語のけんいちになっていますw
制作側の遊び心満載ですね。
実際に試した方も多くてびっくりですw
以上、ふっかつのじゅもんでした✨ pic.twitter.com/5XmNLodg6P
— 世にも奇妙な物語 ご視聴ありがとうございました‼️✨ (@yonimo1990) November 6, 2021
世にも奇妙な物語’21秋の特別編「ふっかつのじゅもん」のネタバレはこちら
まとめ
世にも奇妙な物語に出てきたふっかつのじゅもんについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
昔のゲームって色々と不便で困ったことがたくさんありましたが、こういう不便さも含めて楽しくゲームをしていた時代もあったのです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。