鎌倉殿の13人がいよいよ放送開始ですね。
三谷幸喜さん作の大河ということで注目されています。
鎌倉幕府の重要な武士である北条義時が主人公の物語ということなんですが、歴史的にいまいちピンと来ない方も多いのではないでしょうか。
北条義時って?13人って誰のこと?
初めて聞く方もいるかもしれません。
そこでこの記事では鎌倉殿の13人とは誰のことなのかについて紹介していこうと思います。
登場人物の相関図も解説していきますので、ドラマ視聴の参考になればと思います。
よろしければお付き合いくださいませ。
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鎌倉殿の13人とは誰のこと?
鎌倉殿の13人とは誰のことなのかについて紹介していきます。
鎌倉殿(かまくらどの)とは鎌倉幕府の棟梁のことであり、時には鎌倉幕府そのものを指す場合もある呼び名です。
幕府という言葉は、江戸中期以降に用いられたもので、鎌倉時代の武士は幕府のことを鎌倉殿と呼んでいたそうです。
そして鎌倉幕府の初代将軍は、皆さんご存知の「源頼朝」ですね。
鎌倉幕府のことに加え、将軍である頼朝に対して鎌倉殿と呼ぶのが一般的な使い方だったんですね。
では13人についてですが、鎌倉殿である頼朝の死後に二代目を継承した「頼家」の政権下で、当時の有力者13人で発足した集団指導体制のことで、まだ若かった頼家を支えるために合議制で政務を進めようと取り決められました。
日本の歴史上、初めて合議制で政治を動かすことになったことでも有名な13人の集団だったんです。
鎌倉殿の13人は、そのなかにいた「北条義時」が主人公のお話。
頼朝の死後、繰り広げられる勢力争いのなかで義時がどうやって台頭していったのかを描いていくことになります。
では、肝心の13人について紹介していこうと思います。
北条義時
/#北条義時(ほうじょう・よしとき)#小栗旬
— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) December 6, 2021
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田舎の平凡な武家の次男坊だったが、姉・政子が源頼朝の妻となり状況が一変。頼朝の右腕として、一癖も二癖もある坂東武者たちの間を奔走する。#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/Hnkq5p2qvv
本編の主人公。
姉の政子が頼朝の妻となったのをきっかけに、頼朝の右腕として動くことになる。
頼朝の死後、13人のひとりとして頭角を表していく。
北条時政
/#北条時政(ほうじょう・ときまさ)#坂東彌十郎
— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) December 6, 2021
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義時の父。愛すべき平凡な田舎侍。家族思いで武芸にも長け、いざというときには頼りになる。後妻・りくと二人三脚で、天下取りの大勝負に挑む。#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/PJIjyvw2Mq
義時の父。
合議制時代は伊豆・駿河・遠江の守護を請け負う。
安達盛長
/#安達盛長(あだち・もりなが)#野添義弘
— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) December 8, 2021
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源頼朝の愛すべき従者。伊豆で罪人生活を送る頼朝を少年時代から長年支え続けてきた武士。頼朝が心を許す数少ない男。#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/zNPbCAlrE2
頼朝の従者。
頼朝を少年時代から支える忠義の武士。
合議制時代に三河の守護を任される。
三浦義澄
/#三浦義澄(みうら・よしずみ)#佐藤B作
— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) December 9, 2021
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義村の父で相模の有力武士団・三浦党を率いる。ともに伊東祐親の娘を妻にした北条時政とは、若いときからの悪友。息子・義村に全幅の信頼を寄せる。#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/H9PpcqrnQa
三浦党を率いる相模の有力武士。
北条時政とは旧知の仲。
和田義盛
/#和田義盛(わだ・よしもり)#横田栄司
— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) December 9, 2021
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義澄の甥。無骨な坂東武者の中でも、豪快さと勇猛さは指折り。猪突猛進で義時や義村とぶつかることも。のちの鎌倉幕府軍事長官。#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/8tSDm361Pr
三浦義澄の甥。
豪快さと勇猛さを兼ね備える無骨な武士。
猪突猛進さが時には味方とぶつかることも。
梶原景時
/#梶原景時(かじわら・かげとき)#中村獅童
— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) December 10, 2021
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源頼朝を追い詰める謎の敵将。無骨な坂東武者が多い中、和歌を好むなど教養も高い。信心深い一方、リアリストで冷徹な男。#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/2gJtXcytgd
当時の坂東武士には珍しく、教養があり和歌を好んだ。
主君に忠実で信心深く冷徹な面を持っている
比企能員
/#比企能員(ひき・よしかず)#佐藤二朗
— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) December 13, 2021
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武蔵の有力武士。頼朝の乳母である比企尼の養子。頼朝の流人時代を支え続けた比企尼の献身もあり、頼朝の側近となる。のちに北条と火花散る権力闘争を起こす。#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/Fr8U3dcIEE
武蔵の有力武士で頼朝の乳母である比企尼の養子。
側近として頼朝を支える。
のちに北条と激しい権力闘争を起こすことになる。
三善康信
/#三善康信(みよし・やすのぶ)#小林隆
— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) December 14, 2021
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朝廷に仕える下級公家。頼朝に毎月手紙を送り、都の情勢を伝える密かな支援者。先走ることがあり、義時たちの運命を変える。のちの鎌倉幕府司法長官。#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/v7HIpl99Ff
朝廷に仕える下級公家。
頼朝に毎月手紙を送り、都の情勢を伝えるなど頼朝を密かに支援する。
のちの鎌倉幕府司法長官。
大江広元
/#大江広元(おおえ・ひろもと)#栗原英雄
— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) December 14, 2021
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冷静にして冷徹。極めて有能な官僚。大きなチャンスを求めて鎌倉に下向し、源頼朝の信頼を得て政務を取り仕切る。のちの鎌倉幕府行政長官。#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/pSQxKeJ8iY
チャンスを求めて鎌倉に下向し、源頼朝の信頼を得て政務を取り仕切る。
のちの鎌倉幕府行政長官。
足立遠元
武蔵国足立郡を本拠とする武士。
13人のひとりとして、公文所寄人の任を任される。
八田知家
頼朝挙兵の際に早くから参加している武士。
本拠地を常陸の守護となる。
中原親能
大江広元の兄。
頼朝の代官として朝廷と幕府の間を取り持ち、幕府の対公家交渉で大きな功績を果たした。
政所公事奉行人・京都守護の任を務める。
二階堂行政
13人の合議制のひとりで、政所を業務を統括する。
北条氏を中心に、武士9名、文官4名で構成されていました。
このなかで各人が自身の勢力を拡大していくために、激しい権力闘争が行われていくことになります。
ドラマでの展開が楽しみですね。
登場人物相関図
#鎌倉殿の13人
— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) December 17, 2021
2022年1月9日(日)スタート!
主演 #小栗旬
作 #三谷幸喜
音楽 #エバン・コール
▼公式HPhttps://t.co/AwwONkmkQM pic.twitter.com/cXg2hhwHij
相関図はこちら
- 平氏によって捕らえられた源頼朝は、罪人として伊東祐親の監視下のもと、流人生活を送っている。
- 伊東祐親の娘と結婚した北条時政の息子である北条義時は伊東祐親の孫にあたる。
- 伊東祐親の娘である八重と源頼朝が結婚。
- 平家の息のかかった伊東家に源氏のものが入っていることに伊東祐親は激怒。
- 伊東祐親は源頼朝と八重の子である千鶴丸の殺害を企てる。
- 北条義時の兄の北条宗時が平家打倒のために源頼朝を担ぐ決心をする。
- 北条義時は源頼朝の右腕として動くことになる。
ここから物語は動き出していくことになります。
激しい権力闘争が繰り広げられる展開はドラマをを観て確認してください。
まとめ
鎌倉殿の13人とは誰のことなのかについて紹介してきました。登場人物相関図の解説で第1話の北条家と頼朝の関係性がわかったと思います。
ここからどんな展開になっていくのか楽しみですね。
時代的に残酷なことも平気で行う、身内のドロドロした権力闘争が繰り広げられていくことになるので、ストーリーがどう演出されていくのか、この先もチェックしていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。