鎌倉殿の13人でのストーリーの展開は、史実や伝記をもとにしながらも、三谷幸喜さん脚本のオリジナル性を強く打ち出した作風が話題となっています。
第4話でもその部分はすごく出ていて、八重が活躍する場面が多くありました。
そのなかでの八重が矢を射るシーンが話題となっています。
カッコいいという意見はもちろん、第4話のサブタイトルにかけた意味と合わせてさすがという演出でした。
この記事では、八重の矢を射るシーンを振り返って紹介していこうと思います。
よろしければお付き合いくださいませ。
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八重が矢文を射るシーンがカッコいい!
物語は頼朝がいよいよ挙兵するために、戦の準備を始めるところからスタートします。
なかなか集まらない兵に苦戦をする頼朝陣営。
このままでは戦はできないと頼朝は消極的な様子。
そのまま挙兵の日時である8月17日を迎えるが、肝心の討つべき相手である山木兼隆が館にいるのかがわからない。
義時は山木兼隆と親しい伊東祐親の娘の八重に様子を聞き出そうとするが、伊藤家の人間である八重は当然味方するはずもありません。
そればかりか父である伊東祐親に、頼朝の挙兵のことを知らせてしまっていたのです。
この戦に負ければ頼朝の命が危なくなると八重に話す義時。
頼朝の身を案じた八重が下した決断は、北条の館に矢を放つことでした。
山木が館にいるということを示した、出陣せよという合図だったのです。
/#吾妻鏡
— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) January 30, 2022
治承4年(1180)8月17日条
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堤館に到着した源頼朝の郎党たち。味方が館の後ろに回り込むと、佐々木秀義の次男・経高が前庭へと進み、矢を放ちました。「是(これ)、源家(げんけ)の平氏を征する最前の一箭也(いっせんなり)」と記されています。#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/Y58ta4KDoB
すぐさま準備を整えた頼朝陣営は山木を討つべく出陣をします。
そして北条軍の佐々木経高が放った矢をもって源平合戦の開戦の火ぶたが切られたのでした。
「鎌倉殿の13人」
— 西夏 (@seikanosoraaoku) January 30, 2022
八重さんが知らせてくれた!!
(ノ゚ο゚)ノ オオォォォ-
鎌倉殿の13人、八重が強い女性でかっこよかった…。
— ERI (@no_title0ash) January 30, 2022
SNS上では凛々しい表情で矢を放つ八重がカッコいいと盛り上がってました。
新垣結衣さんは絵になりますね。
八重の放った矢と、佐々木の矢がかかっているところが良いね!
— あゆる (@ayamato2000) January 30, 2022
義時が流され系主人公にみえて、言う時はガツンと言うとところも良かった😄
鎌倉殿の13人、面白いです!
日本史では佐々木経高の放った矢が源平合戦のきっかけになったと言われているけれど、鎌倉殿の13人の解釈としては八重の放った矢なんだね〜好き
— なっちゃん (@supergirlo0) January 30, 2022
#鎌倉殿の13人
さらに第4話の「矢のゆくえ」というサブタイトルが、八重の放った矢と、佐々木経高が放った矢につなげているという凝った演出に、これまた盛り上がりを見せていました。
鎌倉殿の13人(第4回)の感想
— オカノ@株好き (@sleepy22z) January 30, 2022
義時と八重の、お互いの情報を探り合うようなセリフ回しが よかった。タイトルの矢のゆくえには2つの意味があるが、八重の方の矢は今後の八重にふりかかる不幸につながっていくのだろう。これからの怒涛の悲劇が楽しみだ。
八重の放った矢をきっかけに出陣が決まり、佐々木経高の放った矢をもって戦の開戦を告げるという二つの意味があることに加え、さらにこの矢のゆくえが頼朝陣営と八重のその後のゆくえも暗示しているのではという解釈もできるんですね。
#鎌倉殿の13人
— のんのん (@nonnon_iinoya) January 30, 2022
父に知らせ、
頼朝を流罪にすることで
北条氏から政子から
引き離したかったんだ。
しかし
頼朝の命が危いことを知り、
頼朝だけに分かる方法で
矢を放った。
八重さんの女心が哀しい。 pic.twitter.com/R3t6ohgHJC
佐殿(頼朝)とあの女(八重)がどうにかなるよつなことがあったら私何をするか分かりませんからね💢
— うじと@那古野今川氏の謎 (@ujito2020) January 30, 2022
これは後の予兆を感じる…!#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/bA2pUvSzV7
この後の八重はやはり非業の死を遂げる展開になっていってしまうのでしょうか。
史実や伝記以上に、重要な役どころとして活躍してくれているので悲しい結末になってしまうのは残念ですね。
来週以降の八重に注目しましょう。
まとめ
八重が矢文を射るシーンについて紹介してきました。
三谷幸喜脚本によるオリジナルな展開で、八重の活躍が見れて新垣結衣さんのファンの方も嬉しかったのではないでしょうか。
本来であれば早々に退場してしまう人物だけに、毎週ハラハラしてしまう気持ちもありますが、最後まで八重の活躍を見届けていこうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。